企業理念
音楽を科学する企業 ピュアサウンド
研究開発型企業です
ピュアサウンドはこれまでゲーム音楽、ゲーム効果音など多くのサウンドを受託制作として生み出してまいりました。その背景には一貫して科学技術的探求の姿勢があります。
ゲーム機や携帯端末を取り扱うゆえにデジタル信号処理など電気音響学や情報工学が主な研究手段でしたが、これらだけに限らず、より良い作品、より良いサービスを的確かつ効率的に実現するためには、あらゆる工学分野を活用すべきだと考えます。
受託制作を通じて得た経験、ノウハウ、お客様の意見は科学的に解釈蓄積し、新たな商品・サービスにフィードバックさせてゆきたい、音楽と科学との共通項にこそ企業価値を見出せるものと考えております。
客観的評価法の取り組み
音楽(music)や効果音(Sound-Efects)というものは、有形な工業製品とは異なり、人の創作活動の成果たる無体物でありますから、それらを言語で表現するには抽象的かつ主観的にならざるを得ません。 そのため音楽制作(効果音制作)をご依頼するお客様と、それを受託する私どもとの間のコミュニケーションにはどうしても抽象的かつ主観的な言葉を使用することは避けられません。 クリエィティブな仕事全般にいえることですが、そこが難しいところでもあり、逆にこの仕事の面白いところでもあります。
たとえば「嬉しい」、「悲しい」、「楽しい」といった人の感情を表す言葉には客観的基準はありませんし、「ロック調」、「ポップス調」、「ジャズ調」といったジャンルを特定するための言葉も、かなりの幅を持つ抽象概念です。
しかし、客観的基準がなく、幅広い抽象概念であっても、これら形容語を分析し、整理することにより、社会通念上の楽曲イメージとのズレを極力小さくすることは可能だと考えます。
「音楽を科学する企業」を自負する私どもは、「音楽心理学」、「認知心理学」、「音響学」、「統計学」、「言語学」などの諸研究を引用しつつ、以上のような感情・情動の形容詞、ジャンル語(音楽様式)、音楽形式の用語、音楽使用箇所、音楽使用方法、材質感など音楽(効果音)を形容するすべての言葉を分析・体系化する研究に取り組んで参りたいと考えております。